H-1B 専門職ビザ

H-1Bビザは、アメリカ合衆国にて「専門職」として働くためのビザ(入国査証)です。

専門職とは

専門職とは、その仕事に関連した特定のフィールドで最低限学士号またはそれに相当する就業経験を必要とする役職を指します。

ビザ有効期間

H-1Bビザは3年間有効で、その後3年の延長が可能です。合計6年間の期間満了後にアメリカ国外で最低1年間生活した場合は、再度H-1Bビザを申請することができます。H-1Bビザ保持中に永住権の申請を開始した場合は、申請が完了するまでの間、合計6年を越えてビザの延長ができます。

パートタイム、複数のビザ

H-1Bビザは雇用主・仕事ごとに発行されます。パートタイムで働く場合も同ビザの取得が可能ですので、複数のH-1Bビザを保有して、複数の雇用主の元で就労することも可能です。

H-1Bビザ受給者の配偶者と子供

H-1Bビザ受給者のの配偶者と未成年の子供が同行する場合、H-4ビザの取得が可能です。H-4ビザでの就労は許可されていませんが、就学は可能です。

雇用主

H-1Bビザスポンサーとなる雇用主は、連邦および州税の納税者識別番号(TAX ID番号)を持っていることが必須です。また、スポンサーとして以下の責任を引き受けることに同意しなければなりません。

  • 職場の顕著な場所2箇所に、労働省から承認された"Labor Condition Application" の掲示をし、役職と給与について公示すること
  • 労働省から要求される賃金や労働条件に関する複雑な事実を適切に証明すること
  • 労働省に承認された"prevailing wage"(平均賃金)以上の給与を支払うこと
  • 賃金と労働時間の記録をすること
  • H-1Bビザ有効期間満了前に仕事が終了した場合は、ビザ受給者の帰国のための交通費の支払いをすること

ビザ年間発給枠 (Quota, CAP)

年間に発行されるH-1Bビザは毎年発給枠数が決まっており、それをCAPやQuotaといいます。ビザ発給枠には2種類あり、ひとつは学士号もしくはそれに等しい学位と就業経験を持つ個人が対象となり、年間(年度あたり)約6万5千件のビザが割り当てられています。毎年発給枠をはるかに超える請願書が集まるため、USCISではコンピュータによるランダムな選択方法を採用しています。もうひとつのビザ発給枠は、アメリカの大学の修士号もしくはそれ以上の学位を持つ個人が対象で、約2万件の特別枠が割り当てられています。

USCISの年度は毎年10月1日から始まり、9月30日に終了します。2015年度は10月1日が開始日となりますが、USCISでは年度開始の6ヶ月前の2015年4月1日からH-1Bビザの請願書の受付を開始します。